プロローグ②/ 初めて展示場に行った時の話
今回は自分たちの家作ろうかと思い立ち、初めて展示場へ行ったときの感想です。
感想なので、正直ベースで感じたことをつらつら。注文住宅事始めで展示場見てみたいといった方の参考になればと思います。
前回の記事でサラッと触れているのですが、
sumirin-30tsubo.hatenadiary.com
何の下調べもせず住宅展示場に妻と二人で赴きました。
うすうす読まれている方はお察しの事と思います。
いくらモチベーションが高いといえど、最後にはクタクタになって帰ってきます。
とりあえず木造鉄骨造問わず、大手のメーカーをさらっと見ておけばよいかと思い住友林業さんのショールームへ。中身をみて探索したそのままの感想は以下。
・なんといっても大開口の窓、迫力あってかっこいい
・木と建物がマッチしていて雰囲気が良い
・無垢床の感触が心地良い
・純然たる和室いいなあ
・格子スクリーンオシャレすぎる (後にこれが""三種の神器""と知る)
ショールーム酔いをしつつ、詳細の内容を聞くためこれまたお洒落なテーブルへ着席。受付の女性がお茶を人数分持ってきてくれる(この習慣いらないし時代錯誤だなと思った)間にヒアリングシートに自身の年収や希望条件及び予算など記入します。
初回はどういった商品ラインナップを持っているのか、何の商品が強くて何を売りにしているのかが気になっていたので詳しく住友林業とは何ぞやと言ったお話を聞かせてもらいました。ここについては予め聞きたい内容を頭に浮かべておくか、初心者なので何もわかりませんといった意思表示をしておくと営業さんもスムースに意図を汲んでくれるはずです。どうやら木造がやたら強く、BF(Big Frame)構造を得意としていて耐震性に特化、床材は世界の銘木から選べて保証もやたら長いし...うんぬん...など、時折私もわからぬなりに質問もしましたが丁寧に答えてくれました。
その後は、土地取得状況と予算計画についていろいろ相談しています。yomogi家は展示場に行った時点で注文住宅建てるにあたり土地を所有していなかったので(おおかたそのケースが多いかもしれません)、我ら夫婦の希望条件-通勤圏内、土地希望予算、面積などヒアリングの上で住友林業さんの営業担当に住宅だけでなく土地を探してもらう所までお願いしました。土地探してもらうくらいなら話進めてしまってもよいかな、という当時の判断で、これは結果的にある程度納得できるところが見つかったので良いかなと思っています。
後は正直ベースで気になるので、平均的な30坪の家建てるのに建物のみでいくらくらい掛かるのでしょうかと聞いてみました。すると早速営業担当の方が電卓パチパチ弾いてくれて程々にオプション加味して3000万くらい見といてもらえると、と回答を頂きました。数千万って普段仕事で扱う単位ながら自分事になってくると変な汗が出てきます。注文住宅で確かにそんくらいするよなと覚悟していたものの少しばかり日和ったのを思い出しますが、今となってはその金額の話に若干慣れつつあるのが恐ろしい。
建物も期待できるし土地探しも面倒見てくれるとのことなので、その後は次回の打合せの日時を決めてショールームを後にしました。文字にすると要点がまとまってしまうので短く感じるものの実際打合せの時間は2時間ほどでした。結構注文住宅しょインプット過多かつ、もちろん営業担当もグイグイ話を進めようとする前のめり姿勢が強いので、今後頭の回らないうちにハンコせがまれたりしそうだなぁと危機感を覚えました。結局その1年半後にハンコ押したんですけどね。
初展示場の感想まとめると、以下の通りでした。
・展示場ショールームはお金がかかっていてかっこよかった
・営業担当から2時間怒涛のインプットを受けて頭混乱
・注文住宅建築のリアルな数字も聞けて現実見れたので良かった(若干日和り気味)
次回はプロローグ③、なぜyomogi家が注文住宅建てようと思ったか、の話。
どうぞよしなに。
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プロローグ①/ 注文住宅ブログをはじめました
思い立って住宅関連のブログもはじめました。
プロフィール
HN: Yomogi
居住地: 神奈川県の田舎のほう
お仕事: メーカー勤務/技術開発部門
趣味等: 釣り、ドライブ、Raspberry Pi
契約メーカー:住友林業
※基本間取り完成、インテリア詳細詰めています。来年春着工予定。(2021/9時点)
今回は、プロローグ① 住宅ブログ開設のモチベーションについて
ブログを始めたきっかけは大ざっぱに以下の2つ。
①注文住宅にまつわる膨大な知識のインプットを整理したい
最初は展示場に赴きいくつかのハウスメーカーを見学しました。
各ハウスメーカーのポテンシャルと言うべきか、各メーカーで注文住宅の建築においてどのような強みを持っているのか、設備・グレード・保証が実現できるか知りたかったため。
住宅にまつわる種々の話を聞き、親の仇かという位の膨大な資料を頂いて毎度帰路につきます。現在住んでいる賃貸マンションの少ないスペースを占領していますが、それを基本平日勤務終了ののち、晩御飯を食べ(缶ビールを開ける音)、残りの時間で10~20%のエネルギーでぼんやりチマチマ確認すると。
モノづくりに日頃携わっているものの、住宅に関しては勿論ど素人です。ど素人が膨大な知識をインプットした結果、おそらく 注文住宅検討あるある と感じていますが、得た知識の点と点が繋がらず何を言われたかすら記憶が曖昧になってきます。
そこで、今までインテリア等の打合せで気付いた点や家づくりあれこれで気付いたこと感じたこと、注意点をアウトプットすることで、あぁ過去にこういう会話をハウスメーカーと話したっけなぁと見返せれば満点。このブログがどういう経緯でこれ付けたんだっけ?のような事も見返せるツールになれば良いかなと思っています。
(2回目はやらないだろうから役に立つ事はないと思うものの、インターネットの片隅にあり注文住宅検討中の方に見て頂き参考になるならそれは嬉しい事です)
②モヤモヤポイントを吐き出したい
①に通じる部分なのですが、打ち合わせを進める上でモヤモヤするポイントが幾つも有るわけです。
ある程度メーカーとの打ち合わせが進むと、そろそろ他社との比較を止めて弊社とバディ組んでお家作っていきましょうよ、と数千万の見積もりをサラッと渡されるわけです。そして、その見積もりの細目をふんふんと確認する訳ですが、
この謎パラメータは何?何故ここに(余分と思われる)経費が計上されている?この部材はコストと必要機能の目標に対して適切なんだったっけ?など、メーカー技術部門の職業病というか、プロセス・見積り含めたものづくりの観点で見た時のなんとも言えないモヤモヤ感があります。
見積もりのほかにももちろん注文住宅なので、間取りを考えていく上で自分たちでコンセプトを持って考えなくてはなりません。ふむ、この部屋にこの設備を置く必要はあったんだっけ?人間を置いても成立するんだっけ?こっちの間取りの方がコスト浮くんだっけ、そもそもこの間取りを3D化した時にも成立するんだっけ?など。
ハウスメーカーの営業さん、設計さんはもちろん自分自身以外の人生を生きているなんてことはないので、親身になって沢山のアドバイスを頂きましたがそれがすべて施主のドストライクであることはなく、なんでこんな間取りを進めてくるんだろう..?ということもあります。選択肢があることは大変ありがたい事と思いながら、100%の結論を出すのは難しい。2パターンを比較して今できる最善の選択、100%ではないけど...と、モヤモヤしながら妥協するシーンもあります。
この感じていたモヤモヤなんだったっけ、というのを後から見返したいのと同時に、ハウスメーカー営業・設計の考え方や提案の詳細を残しておきたい気持ちがあります。毎回アホみたいな長さのミーティングを何回も実施していましたのでもちろん参考になるインプットが多々ありました。逆も然り。
長々と書きましたが、以上がブログ更新きっかけの部分でした。
マイペースにゆるゆると更新してゆきます。どうぞよしなに。
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